case_F グローバル美容メーカー F社

オープンイノベーションと実証実験を通じてサービスツールを開発

PoC開始から半年で消費者向けツールを市場導入し、売り上げに貢献

アジア市場に展開するF社は、ファン層拡大のためARやVR等の先進技術を用いた販促ツール開発を検討されていました。協業の支援から市 場展開アドバイスまで一貫した依頼を受け、オープンイノベーションとPoC(実証実験)を盛り込んだ戦略を提案しました。協業候補として、柔軟性、規模、スピード、技術の先進性、アジアの消費者を理解するインドに着目。F社の部署横断チームと協力し、技術、消費者、店舗展開など様々な視点から検討し、協業先を選定、プロトタイピングから市場導入を進めました。PoC開始から半年で市場展開に至り、潜在顧客も開拓してグローバルで売上げに大きく貢献しました。

課題・要望

  • アジア市場で拡大中の美容ブランドのユーザーをファン層として定着させたい
  • 日本が中心となり、グローバルの外部パートナーを発掘、協業して、売り上げに貢献する革新的なプロジェクトとして成功させたい
  • AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)などの先端デジタル技術を活用し、世界初の消費者向けサービスツールを開発したい
  • 開発支援をはじめ、アジア市場展開へのアドバイスまでトータルなサポートをしてほしい

支援

  • 研究開発、事業開発、マーケティング、デザインなどF社のチームと協力し、技術、消費者インターフェース、店舗展開などの観点からニーズを明確化
  • インドを含めた有望なスタートアップ企業によるイノベーション・チャレンジを企画・実施
  • 柔軟性があり、リスポンスが早く、実験対象の母数も豊富に持っているので実証実験がしやすく、アジアの消費者インサイトを理解できるインドのスタートアップと協業
  • F社とともに協業先を選定、PoC(実証実験)を企画 ・実行
  • PoC後のプロセスやプロトタイプ開発を通じての実際のツール完成の支援、海外市場展開についてマーケティングのアドバイスを提供

成果

  • 精度の高いサービスツールを完成し、PoC開始からわずか半年で市場展開をスタート
  • 画期的なサービスとして積極的に活用されて売り上げ増に貢献し、かつメディアでの紹介を受けて潜在顧客にリーチすることができた
  • サービスツールは日本市場だけでなく、実際にF社が狙うアジア各国はじめ海外展開することができて、売上増と費用対効果の効率化の2点で事業成長に貢献できた

お客様の声

的確なディレクションと優秀なスタートアップ企業との協業により、予想以上に短い時間で市場導入できた上に、結果的に巨大な規模の事業をサポートする画期的な施策となりました

欧米よりもインドと時差が少なく楽でした。また、自分たちが思いつかないアイデアを出してきたり、重要な局面では非常にスピーディに動いてくれたり、助かると同時に刺激を受けました

先端テクノロジーの使用により、各国の若者の関心を得られました。ブランドイメージの向上にもつながっています

インドの若者のインサイトは、アジアやグローバルの若者たちと共通するものがあると実感しました

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